冬のお風呂は要注意!
ニュース 2021年11月02日寒いお風呂は、ヒートショックの危険があります
【ヒートショック】という言葉をご存知でしょうか。
急激な温度変化によって身体に及ぶ影響のことです。寒い→暖かいと急激に変化することで血圧が乱降下したり、脈拍が乱れるなどして、特に高齢者の方には命にかかわります。
有名人では、元プロ野球選手の野村克也さんや、俳優の平幹二朗さんが浴室で亡くなっていたこともあり、ヒートショックが原因では、と言われています。
実は浴室での死者数は、熱中症で死亡する人よりもずっと多いのです。
もちろん浴室内で事故死した方全てがヒートショックで死亡しているわけではありません。しかし冬場に死者数が増えているところから、ヒートショックで亡くなっている方が多い、というのは分かります。
ではどうすれば、ヒートショックを防げるのでしょう。
原因は急激な温度変化なのですから、この温度差を減らしてあげることが、手っ取り早い解決策になります。
ただ脱衣室ならまだしも、浴室にまで暖房器具を持ち込むのは現実的ではありません。
そこで提案したいのが、窓の二重化や、外の寒さを屋内に通しにくい断熱窓です。
屋内の暖かさは、窓のサッシやガラスを通して外に逃げていきます。ですので窓を最新式のものにリフォームすることで、外気の影響から室内が冷えるのを防ぐのです。
窓を変えて、お風呂場を冷やさない
浴室に限らず、急激な寒暖差は健康に影響を及ぼします。
トイレやキッチンといった冷えやすい場所を断熱窓にすることで、家全体の暖房の効きが良くなり、結果的に暖房費の削減に繋がります。
冬が本格化する前に、リフォームを検討してみませんか。