3月5日は啓蟄
イベント 2022年03月04日二十四節季のひとつ、啓蟄です
明日の3月5日は「啓蟄(けいちつ)」です。
テレビのニュースなどで耳にする機会もあるのではないでしょうか。
啓蟄とは二十四節季のひとつで、「雨水(うすい)」の次で、「春分」の前。
二十四節季とは、一年を二十四等分したそれぞれの期間を現わす季節のことばです。
「啓蟄」は、地中で冬を越した虫たちが春の陽気に誘われて地上にはい出てくる時期のこと。
けれど今では、虫よりも花粉が本格的に飛び始める季節、という感じですね。
冬の風物詩としてよく知られている、松の木に巻いた菰(こも)を取り外すのも、この時期です。
ただ害虫駆除で始まったこの習慣、実は思われていたような効果はなかったそう。
それでも今も続いているのは、菰巻きの光景が冬支度の始まりとして広く認知されているからなのですね。
そんな松の木も冬装備を解かれ、梅の花は満開になっているところも。
桜のつぼみも少しずつ膨らみ始めています。
本格的な春の到来まで、あと少しですね。