ガラスが違うと光熱費が変わる?
ニュース 2022年06月28日年々負担が増える光熱費は、住まいの断熱性を高めると節約できるかも。
値上がりが続いている光熱費は、負担ですよね。
節約をしようにも、冷暖房費を削るには限度があります。特にこれからの季節、冷房なしで過ごすのは熱中症の危険が高まります。
ところであなたのお住まいは、冷暖房を使っていても寒い・暑いということはありませんか?
最近の新築住宅は気密性・断熱性を高めることで光熱費が安くなるように設計されています。
窓辺が暑い・寒い時は、その窓から部屋の暖気・冷気が外に逃げているのかも。
穴の開いたバケツに水を注ぎ続けても満タンにならないように、ドアや窓から温めた・冷やした空気が逃げ続けていたら、いつまで経っても部屋は快適な温度になりませんよね。
そこで省エネ効果の高いガラスや、窓の出番です。
昔の住宅は一枚の板ガラスが主流だった窓ガラスも、近年では2枚以上の板ガラスを組み合わせた複層ガラスがメインで使われています。
さらにこの数年では、ガラスを特殊な金属膜でコーティングしたLow-Eガラスが主体になりつつあります。
Low-E複層ガラスとは?
金属膜でコーティングしたガラスは、たとえば遮熱タイプですと、太陽光をガラスの外側ではじいてくれます。
するどどうなるかといえば、太陽光で室内の空気が暖められるのを防いでくれるのです。
さらに紫外線もカットしてくれるので、窓辺に置いた家具やぬいぐるみといった調度品の日焼けによる色褪せを防いでくれます。
ガラスをコーティングする場所の違いによって、日差しを取り込みつつも室内から外に熱が流出するのを防いでくれる効果も期待できます。
ガラスなんてどれも同じでしょ、と思ってはいけません。
住まいの断熱性を高めるにはガラスを無視して通れないと、ぜひ覚えていてくださいね。