今、内窓があつい!!
ニュース 2023年06月27日補助金をもらって窓をリフォームするなら、内窓がおすすめ!
現在、国が推し進める住まいの断熱化の一環で、窓のリフォームに補助金が支給されています。
「先進的窓リノベ事業」ということば、聞いたことはありませんか?
なんと1戸あたり最大200万円まで補助が受けられる、窓リフォームに特化した補助金事業で、過去に類を見ない規模で進められています。
この窓リフォームの対象工事に含まれる内窓、工事自体はとても簡単なのに、断熱や防音での効果はかなりのもの。
そのお手軽さもあってか、現在入荷が3か月待ちとかいう人気アイテムなのです。
ただ、関西圏の人にとっては、そもそも内窓ってなに?というところから始めないといけないかもしれませんね。
ひとことで説明すると、【住まいの窓の内側に取り付ける窓】です。
そうです。二重窓にする為の窓のことです。
二重窓にすると、なにがどう変わるの?
冬に活躍するダウンジャケットや、羽毛布団を思い出してください。
ダウンジャケットや羽毛布団の内側には、たくさんの羽毛が入っています。この羽と羽の間には、たくさんの空気が含まれていますね。
空気というものは、目に見えないけれど、実はとっても保温効果が高いのです。
この羽毛の中に含まれる空気が、断熱材の役割を果たしてくれるので、ダウンジャケットや羽毛布団は外気の侵入を防いで、暖かさを保ってくれるのですね。
二重窓の原理も、これと似たようなもの。
外側の窓と、内側の窓の間にできた空気層が、室外の空気(冬は寒く、夏は暑い)が室内に入り込むのを防いでくれます。
また日本の住宅は、アルミサッシを使っている場合が多いのですが、このアルミという素材は、熱伝導率がとても高い素材です。
一方、内窓の窓枠は樹脂を使用しており、こちらは熱伝導率がとても低い素材です。
熱が内側に伝わりにくい素材が間に入ることで、外気の影響をさらに受けにくくしてくれているのですね。
さらにガラスの性能でも、内窓の効果は大きく変わります。
断熱効果を持つ特殊な金属膜を間に挟んだLow-Eガラスを使えば、紫外線をカットしてくれる上に、ガラス面を通して入り込む熱もシャットアウトしてくれます。
でも窓がふたつあると、開け閉めが面倒だなあ・・・というときは?
空気を入れ替えるのに、窓を2回も開けるなんて面倒くさい!
確かにその通りです。
かといってクレセントを開けたままだと、防犯的によろしくないですね。
そこでお役立ちなのが、【戸先錠】です。
引き違い窓の真ん中にあるクレセントをなくして、窓を閉めるだけで施錠できるようにしてくれるアイテムです。
窓を開ける動作と、施開錠が一度にできるので、手間が省けます。
見た目もすっきりしているし、鍵の位置が外からだと分かりにくいので、防犯性もアップします。
外へ出入りできる大きい窓には、締め出しを防止してくれる機能がついていますよ。
先進的窓リノベ事業、まだ間に合う・・・かも?
その補助額の大きさから、早期終了が予見されていた先進的窓リノベ事業ですが、2023年6月27日時点で、予算の達成状況は35%。
油断はできませんが、今からでもまだ間に合うかもしれません。
窓リフォームをご検討されている方は、この機会をどうぞ逃されませぬように!